お肉の部位を知りましょう。
牛肉は「食肉小売品質基準」によって、イラストにある部位が定められています。サシ(霜降り)が入り柔らかくて濃厚な味わいの部位から、肉本来のうま味を感じられるさっぱりとした味の部位まで、牛肉は部位ごとの特徴が明確です。それぞれの特徴を活かした調理をすることで、よりおいしく食べられます。(※農林水産省webページより)
ホルモン(牛の内臓部分の総称です。)
タン(舌)・・・根元までは約1~1.5kg。根元のほうが柔らかく、タンツラともいう。
ホホ肉・・・・・歯ごたえがあり味が濃く、脂のうまみのたっぷり。
ハツ(心臓)・・筋繊維質でコリコリとした歯ごたえがよい。
ハラミ(横隔膜)脂肪が多くうまみがある。
レバー(肝臓)・タンパク質、ビタミンが豊富。
マメ(腎臓)・・ブドウのような房状。独特の香りだが、ビタミンが豊富。
ミノ(第一胃)・肉厚で白身、クセが少ない。上ミノとは中央の厚みのある部分。
センマイ(三胃)ザクザクした歯ごたえ。表面を湯むきしたものが白センマイ。
テール(尾)・・コラーゲンが多く、スープや煮込みに最適。
(※JAみやぎwebページより)
おすすめの食べ方①
「まずは塩タンから」とご注文される方が多いですが、大正解です。お肉は淡泊なものから脂ののったお肉へが王道です。胃にも優しい食べ方です
胃がお肉の準備を始めます。そうなれば、お好みでご注文をどうぞ。肉本来の味を楽しみたい赤身のお肉、お肉のうまみがあふれ出すロース肉、どちらを選んでも間違いはありません。
お肉の深みはホルモンにあるいっても過言ではありません。満腹になる前に一品ホルモンに挑戦してみましょう。初心者は、食べやすいミノやハツがお薦め。上級者は、ツラミ・センマイ・マメなどお店でした味わえないホルモンをどうぞ。
おすすめの食べ方②
淡泊なものから一品。生センマイのあっさりコリコリ食感か、タンユッケのまったり濃厚な味わいか。どちらも一品目に最高なセットです。
ちょっと見た目で損をしているホルモンたちも目の肥えた焼肉ファンには何でもありません。コリコリ食感のミノに始まり、コラーゲンぷるぷるのシマチョウ、噛み応えと旨みのツラミ、独特の味を持つマメなど、通なメニューを堪能しましょう。
赤身肉でありながら、「食感」「旨み」を兼ね備えたお肉の王様「ヘレ」。肉を味わい尽くしたあなたには、最後の締めにヒレ肉をご注文いただきたいのです。